自己嫌悪が、頭から離れない
売上げは上がってきた。
が、根本的に生活を改善するまでには、いたらず。
毎日の作業、もう時間的にも集中力の面でも、限界なので、これ以上は増やさない。
どうしても増やすなら、今やってる作業の中から、利益が出てないものを、ばっさり切っていく。
実家に顔を出したところ、6個くらい下のいとこが結婚するとのこと。
で、結婚式に出て欲しい、と言伝て。
本当に嫌だ。
40過ぎて、独身の俺に出席を求めるなよ。
その家は、3人兄弟だったのだけど、
長兄が、早世してしまい、下の2人は、30歳を過ぎて引きこもりだったはず。
今回結婚するのは、その2人のうちの下。
いつのまに、相手を見つけて、仕事を見つけていたのか。
年齢にして、30代後半で、結婚しても全然おかしくないのだけど、
学生時代の友人も、職場仲間もいないだろうから、
結婚式の人数あわせで呼ばれた、あるいは、次兄のいとこが、結婚式で居心地が悪いだろうし、
話し相手欲しさに、自分より年上で独身の俺に、声をかけたんだろう。
「独立して生活してること」が、いとこより自分のほうがしっかりしてる、
という心の支えの、唯一の根拠だったのだけど、
もう、社会的には、俺のほうがよっぽど下なんだろうな。
子供を何人か作れば、何か不幸があっても、こうやって逆転する可能性がある。
俺みたいな、できそこないの一人息子じゃ、どうすることもできない。
自己嫌悪が、頭から離れない。
この状況を打開するためには、俺はもっと外に出るべきだと思う。