誰もやらないことを 誰も真似できないことを
貧乏でも「もうちょっと広い部屋に住みたい」という気持ちで頑張れた――西原理恵子さん【上京物語】
http://suumo.jp/town/entry/higashinagasaki-saibararieko/
「まあじゃんほうろうき」くらいから読み出して、
あれよあれよ、という間にメジャーな人に。
「卒母」だの、「男に頼らないで生きていけるように」だの、
この人の言うことはもっともなのだけど、字面だけ、真に受けてしまう女性も多そう。
他人が真似できない技術を持った、叩き上げの人だし、
同じことをしたいなら、まず、技術のほうをなんとかしなければならない。
当然ながら、それが、難しい。
むしろ、「良い男を見つけて、お互い支えあって、あるいは、ステップアップの踏み台として…」
という言葉を語ってくれたほうが、多くの人の為になると思うし、
この人は、完全に後者だと思うのだけど。
で、上のインタビューで、俺が衝撃を受けたのが、西原さんの引越し遍歴。
東村山市 木造モルタル 家賃4万円
江古田 風呂なし1K 家賃3万8000円
東長崎 築30年の2DK 家賃7万5000円
東長崎 15万円のマンション
東長崎 100平米 家賃32万
吉祥寺 家購入
上3つは、20代の頃のようなので、俺もほとんど変わらないのだけど、
世に出てからの、家賃の伸びが凄い…。
俺、10万以上の賃貸に住んだことが無いよ…。
次はあれやってやろう、これやってやろうって、ずっとガツガツしてたんです。
誰も行っていないところに行ってやろう、誰も食べていないものを食べてやろうって。
やっぱり、誰も真似できないことをやらないと、今後も厳しいし、
やってこなかったから、俺は今、安いアパートに住んでるんだろうな。
俺も、「ブランド物の靴も車も」興味が無いけど、
さらにいろんなことに興味が無さ過ぎて、ほどほどの生活で満足してきてしまった。
40代からじゃ遅いかもしれないけど、まず、目標を決める。
とにかく、この辺鄙な場所にある今の部屋から、一刻も早く脱出する。